このページではエコアクション21に取り組むことを決めてから認証を取得するまでの期間とスケジュールについてわかりやすく解説しております。
エコアクション21取得をご検討中の方は是非ご覧ください。
このページの目次
エコアクション21取組み開始から認証までに必要な期間は最短で8か月
エコアクション21は一定期間の取組みを経て、取組みの結果を環境活動レポートというレポートで社外に公表してから審査を申し込みます。
二酸化炭素排出量削減、廃棄物排出量削減、総排水量削減、化学物質排出量削減などの取組みを少なくても3か月は実施してから審査の申し込みを行うため、通常は約8~10か月間は認証までにかかることとなります。
取組みスタートから1~2カ月目にやることとは?
エコアクション21の取組をスタートしたら、まず環境負荷、特に以下の4点について自己チェックシートというシートを用いて数値を把握します。4点は下記のとおりです。
- 二酸化炭素排出量
- 廃棄物排出量
- 水使用量
- 化学物質資料量
これらの数値を把握したら自社の環境経営方針をつくり、経営者層を含む全社員に公表します。
次に環境関連の法律について守らなければならない事柄を一覧表にまとめます。一覧表ができたら環境経営を効果的に実施するために環境経営に基づく目標を定め、目標達成に向けた計画を作ります。
どのような計画を作るかというと、下記の項目について出来る限り数値化した目標を定めたものを作ります。
- 二酸化炭素の排出量
- 廃棄物排出量
- 水使用量
- 化学物質の削減
- 自らが生産・販売・提供する製品の環境性能の向上やサービスの改善
目標達成への取組みを効果的に運用していくには、社員全員がエコアクション21の取組みを理解して適切に実践することが必要となります。そのために全社員参加型の研修を設けるなどして、環境についての知識向上を図り、取組みへのモチベーションを高めましょう。
ここまででおよそ1~2か月かかることとなります。
スタートから3カ月目~6カ月目にやることとは?
今までの取組みで、環境への負荷をどれくらいかけているかが明確になり、どうやって改善するかの目標が決まったら次は実施体制を強くするための体制を作ります。
代表者や各部門の責任者、担当者の役割・責任・権限を決め、全社員に知らせてから実際の取組みを進めていきましょう。
取組みの間は環境経営方針、自己チェックの結果、環境経営目標、環境経営計画をはじめとして様々な文書の作成が必要です。
さらに外部からの苦情などの受付状況や対応結果、環境経営目標の達成状況や環境経営計画の実施状況、その評価結果なども文書として残します。
これらの文書を適切に作成・管理することを通じて環境経営を適切に実施し、環境経営に関する情報管理体制をしっかり構築します。
これらの取組と文書作成・管理を実施していきながら、約半年経過したころを目安に、取組のまとめとなる環境経営レポート作成に取り掛かります。
環境経営レポートは、自社の取組を外部にも伝えることで信頼を得るためのツールです。レポートには環境経営方針、目標、計画、取組み内容だけでなく、取組みの結果やその評価、代表者による全体の評価や見直し・指示についても記載します。作成が出来たらインターネット上で不特定多数の人に公表しましょう。
ここまでで取組みスタートから6か月が経過します。
スタートから6~7カ月目|審査の申し込みと認証
取組み開始から約6ヶ月後にようやく審査の申し込みとなります。審査は審査人による現地審査を経て事務局へ送られます。事務局によるチェックと中央事務局、学識経験者、NGO、EMSの専門家など多様な方々による審査を経て認証、登録となります。
まとめ
エコアクション21の取組スタートから認証・登録までの期間は最短でも6か月、通常は8~10カ月かかります。
まず、1~2ヶ月かけて自社の二酸化炭素排出量などの数値を把握し、環境経営の取組み方を決めて公表します。その後3ヶ月ほどかけて環境経営を実践し、自己チェックを行い、インターネットなどを通じて外部へ結果を公表します。最後に認証の申込をして審査を受け、審査を通過したらめでたくエコアクション21取得となります。
シフトアップでは貴社のエコアクション21取得のために長期間にわたる取組みのサポートをしております。お気軽にご相談ください。
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