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事故防止対策マニュアルを活用しているかどうかの判断基準
「輸送の安全にかかわる事故防止のためのマニュアル」を作成し、そのマニュアルの日常業務への活用をしっかりおこなっているかを判断されます。
事故防止対策マニュアルってなに?活用ってどうすればいいの?
という方のために以下で詳しい内容をご説明いたします。
具体的な評価基準
具体的な判断基準の内容は下記のとおりです。
- 自社で作成したものか、既製品かを問わず事故防止マニュアルまたは、これと同等の規定が作られているか。
- マニュアル等の写しを添付資料として提出しているか。
※運行管理規定など法令で作成が義務付けられているものは評価の対象となりません。
事故防止対策マニュアルってなに?
事故防止マニュアルは、事故を未然にふせぐために事業用自動車=トラックの運転者に対し
- 安全運転に必要な基本的な知識や科学的知識
- 安全運転に必要な健康管理
- 安全運転意識向上のための具体策
などをまとめた手引書のことです。
マニュアル(手引書)に盛り込む具体的な内容は以下のとおりです。
事故防止対策マニュアルに記載すべき事項
記載項目 | 具体的な内容 | |
---|---|---|
① | 事故発生の状況 | 大型車の事故発生割合、事故の特徴、発生時間帯など。 |
② | 運転マナー | 譲り合いの気持ち、子供や高齢者などへの配慮。 |
③ | トラックの特性 | 車間距離、視界、内輪差、車幅、視覚など。 |
④ | 速度特性 | 衝撃力、遠心力、停止距離、ハイドロプレーニング現象、視野、安全な速度と車間距離など。 |
⑤ | 安全運行確保 | 過積載の防止、飲酒運転の防止など。 |
⑥ | 積載方法 | 積載制限、積み付け方法、固縛方法。 |
⑦ | 運転方法 | 交差点、単路、カーブ、坂道、踏切、高速道路での運転および走行方法。 |
⑧ | 体調管理 | 疲労防止、連続運転、休憩時間、健康管理など。 |
⑨ | 気象条件 | 雨、雪、濃霧、風、荒天時など。 |
⑩ | 日常点検 | 点検整備の必要性、日常点検のチェックポイントなど。 |
この項目でチェックされる帳票類
- 自認事項にかかわるチェックリスト(Gマーク申請用の様式です。)
- 事故防止マニュアルの写し
この項目の配点
事故防止対策マニュアルを活用しているかどうかの配点は「3点」です。
まとめ
事故防止対策マニュアルを自社で作るには、かなりの手間と時間がかかります。「
そんな時間はない。」「どう作ったら良いかわからない。」
という運送会社様は名古屋市は名駅の行政書士事務所シフトアップが貴社に変わって作成いたします。お気軽にご相談ください。
シフトアップはお客様のGマーク取得を支援し、運送会社様の事業継続に貢献することを目的としています。
Gマーク取得に関するお悩みは、運送業支援専門「行政書士事務所シフトアップ」までお気軽にご相談ください。
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