最新規制適合ディーゼル車導入目標の設定と取組①｜認証の基準と取組のポイント

認証基準

会社が保有している車両のうち、ディーゼル車が何年規制に適合しているかについて把握していることが認証基準となります。

取り組みのポイント

1. 保有しているディーゼル車の車検証に記載れている型式の識別番号を確認し、グリーン経営認証の申請に必用なチェックリストの「ディーゼル車排出ガス規制区分」の欄で何年度の排出ガス規制に適合しているかを調べ、内容をチェックリストに記載していること。
2. 識別番号と何年度の排出ガス規制に適合しているかを車両管理台帳などで整理し、保有ディーゼル車のＮＯｘ・ＰＭ値などの排出ガス性能を把握していること。

識別番号ってなに？

識別番号とは車検証上の型式の「－（ハイフン）」の前のアルファベット１～３文字の部分のことです。このアルファベット部分が何年の排出ガス規制＝車両メーカーに対する規制に適合しているかを表しています。

審査での確認ポイント

グリーン経営認証に必用なチェックリストの記載にもとづいて、その内容があっているか車検証と照らし合わせて確認されます。ただし、車両管理台帳で整理している場合は、チェックリストは不要です。

審査で確認する書類の例

識別番号と何年度の排ガス規制に適合しているかが確認できる下記のいずれかの書類。

1. 車検証の写し
2. 車両管理台帳
3. 規制対象車一覧表

など。

まとめ

トラックを使用して事業を営むトラック運送事業者にとって、ＮＯｘ・ＰＭ適合車を把握しておくことは、環境保全というグリーン経営認証の基本的考えを理解していることの証といえるでしょう。

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