認証基準
ドライバーを対象に点検・整備の教育を行い、資料を配布するなどして情報の提供を行っていることが認証基準となります。
取り組みのポイント
適切な時期に適切な箇所の点検・整備をおこなうことが、車両維持や環境保全の視点から見ると重要です。そのため日ごろからドライバーに対して異常の見分け方など点検・整備に関する知識や技能を身につけさせるための教育や情報提供を行っていることが取り組みのポイントとなります。
点検・整備のための具体的な教育方法
ドライバーへの車両の点検・整備に関する教育は下記のような内容でおこなってください。
- 全日本トラック協会が発行する「トラックドライバーが日常行う事項」「点検・整備ハンドブック」を利用した教育。
- トラックディーラー発行の車両取扱い説明書の点検・整備の部分、メンテナンスノートなどを利用した教育。
- 新人ドライバーに対して日常点検などに関する知識や実技の教育。
- 全ドライバーへ数年に一度など定期的におこなう点検・整備に関する教育。
- 新車購入時には、排ガス減少装置など購入車両に特有の点検・整備に関する注意事項などの教育。
審査での確認ポイント
ドライバーへ点検・整備に関する資料の配布するなどして情報提供をおこない、教育を実施しているか確認されます。
審査で確認する書類の例
ドライバーに対し点検・整備に関する教育、情報提供を実施していることが確認できる下記のいずれかの書類。
- 社内教育資料
- 社内通達文書
- 社内報または営業所や点呼場への掲示物
- 教育記録簿
まとめ
トラック運送事業者には、運行前にドライバーが行う日常点検は義務化されているため、日常業務としておこなっているはずです。しかし、実際には日常点検を行わず日報や日常点検表にチェックだけ入れるのが習慣になっているドライバーが多いのが事実です。
ドライバーへの日常点検の習慣づけは根気のいる作業となります。まずは、社内教育などでしっかり重要性を伝えることから始めるようにしてください。
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