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外部の研修機関・研修会へ運転者などを派遣しているかどうかの判断基準
自社以外の外部の研修機関が主催する「交通事故防止に関する研修」に運転者を出席させているかどうかを判断されます。
具体的な評価基準について
外部の研修機関・研修会へ運転者などを派遣しているかどうかの具体的な評価基準は下記のとおりです。
- Gマーク申請を行う年からさかのぼって1年間に、1回以上実施したことがわかる研修実施記録などの帳簿を作成・記録し、添付資料として提出されているか。
- 研修内容がわかる資料の写しが提出されているか。
加点が2点満点のときと1点のみのときがあります
外部の研修機関が行う研修会へ運転者だけが出席したのか、運転者以外の管理者=運行管理者や会社役員などが出席したかにより加点される点数が変わります。
2点加点される場合
Gマーク申請を受ける営業所所属の運転者だけが受講した場合。
1点のみ加算される場合
運転者以外の管理者だけが研修を受講した場合。ただし、国交省認定の運輸安全マネジメントセミナー、トラック協会が実施する事故防止セミナー・ドラレコ活用セミナー、交差点事故防止セミナーは管理者が受講すれば2点加点されます。
外部の研修機関・研修会ってなに?
研修とは、運転者や管理者が担当する仕事に対する理解を深め、レベルアップするための学習のことで、外部機関が主催した研修が対象となります。
外部の研修機関ってどんなところ?
外部の研修機関とは、主に下記のことを言います。
- 警察
- 労働基準監督署
- トラック協会
- 陸上労働災害防止協会(陸災防)
- 安全運転中央研修所
- 埼玉県トラック総合教育センター
- 中部トラック総合教育センター
- 民間会社の研修施設
- 損害保険会社
※研修機関が本社グループ内のものであっても、対外的に開放され、第三者でも利用できる研修機関となっているばあいは、外部研修機関とみなされます。
研修内容の具体例
外部機関による研修の内容は主に下記のことを言います。
- 安全運転講習
- 省エネ運転講習
- 事故防止講習
- タイヤ特性講習
- 運転者技能講習
- 点検整備講習
- 運輸安全マネジメントセミナー
この項目でチェックされる帳票類と添付資料の確認
- 自認事項にかかわるチェックリスト(Gマーク申請用の様式です。)
- 研修修了証、研修実施記録、研修報告書、研修資料など研修に出席したことがわかる書類の写し。
※研修実施記録などには研修の日時、場所、出席者名、研修内容を必ず書いてください。
添付資料(研修実施記録)に対する注意事項
添付資料=研修実施記録には、下記の事項を記載するようにしましょう。
- 必ず出席者の名前。
- 必ず添付書類に資料番号。
- 営業所の出席者がわかるように出席者名をカラーマーカーなどでの印。
※書類はすべてA4サイズに統一すること。
要するに、Gマーク認定の審査担当が添付資料を見たときに、どこで研修が行われ、誰が出席し、どんな資料が使われたかがわかるようにしてくださいということです。
この項目の配点
外部の研修機関・研修会へ運転者などを派遣しているかどうかへの配点は「2点」です。
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