グリーン経営のために取り組むべき6つの項目を5分で解説

グリーン経営認証を受けるには、交通エコロジー・モビリティー財団(通称エコモ財団と言います。)が定めた6つの項目に対する取り組みをしなければいけません。

このページでは6つの項目とは何か具体的に、わかりやすく説明しておりますので是非ご覧ください。

 

グリーン経営に必用な6項目をやさしく解説

項目① 環境保全のための仕組み・体制の整備

環境保護に対する方針を明確にして責任者を決め、運転者を巻き込んで会社全体で環境保護の取組を管理するための体制をととのえます。

 

項目② エコドライブの実施

トラック運送事業者がCO2や自動車排出ガスの削減対策を進めることを目的として取り組む項目です。

初めてグリーン経営認証を受ける場合は、少なくとも1ヶ月~3ヶ月間は走行距離、給油量、燃費を把握するためのデータを取ります。

 

項目③ 低公害車の導入

国土交通省、環境省、経済産業省が定めた「低公害車開発普及アクションプラン」をもとに、CO2や大気汚染物質の排出削減のために取り組む項目です。

低公害車開発普及アクションプランとは、環境に優しい自動車として下記の低公害車の普及をはかるための施策で、低公害車とは下記の自動車のことを言います。

  1. 天然ガス自動車
  2. 電気自動車
  3. ハイブリッド自動車
  4. メタノール自動車
  5. 低燃費かつ低排出ガス認定車

グリーン経営認証においてはディーゼル車が何年の排ガス規制やNOx・PM規制などに適合しているかを把握し、規制に適合していない車両の入れ替え計画を作ります。

 

項目④ 自動車の点検整備

事業に使用するトラックの点検・整備を行う責任者を「環境保全活動責任者」として任命し、責任者の点検・整備に関する権限を明確にします。

基本的には、運送業を行ううえで選任されている「整備管理者」が環境保全活動責任者で構いません。

 

項目⑤ 廃車・廃棄物の排出抑制、適正処理およびリサイクルの推進

運送業を営むうえで発生する廃棄物について

  1. 適正な処理。
  2. 廃棄物の発生量削減。
  3. 再使用。
  4. リサイクル(再利用)。

が環境保全のために重要であるという従業員教育を行います。

 

 

項目⑥ 管理部門における環境保全の推進

管理部門とは、運送業事務を行う部署のことです。中小運送事業者様においては事務所が管理部門にあたります。

管理部門においても、エコマーク製品を使用したり、コピー用紙の使用量を削減するなどして環境に配慮します。そして、事務所内でも環境保全を意識した活動が重要であることを従業員に対して教育します。

 

まとめ

グリーン経営認証を受けるために取り組む6つの項目について解説しました。各項目には環境を守るために運送事業者として特に重要な環境保全活動が挙げられています。

それぞれの取り組みには、適切な目標を定めたり、集計や記録を取ることなどが必要となります。

もし、目標設定の仕方がわからない、記録の取り方がわからないと言う方は運送業支援専門の行政書士事務所シフトアップまでお気軽にご相談ください。

いますぐ無料相談は 052-485-9989 または 080-3687-6848 まで!

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