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認証基準
アイドリングストップに関する具体的な実施項目を定めていることが認証基準となります。
取り組みのポイント
- どのような場合にアイドリングストップを行うべきか具体的な実施項目を定めて文書化し、ドライバーに知らしめていること。
- 業務内容や車両の用途(冷凍車、保冷車、ローリーなど)、キャビン内の設備(エアヒーター、蓄熱マット、蓄熱クーラー)などによって、どのような場合にアイドリングストップを実施できるかが変わるため、各車両の用途や設備をふまえて業務に支障がない範囲で実施項目を決めていること。
- ドライバーへの周知の方法は、文書の掲示、回覧、配布、集合教育などで確実に行うこと。
具体的なアイドリングストップ実施項目の例
- 荷物の積み込み、荷降ろしのとき
- 荷待ちのとき
- 食事や休憩のとき
- コンビニ利用のとき
- 荷主構内の入門手続きのとき
- 洗車のとき
ワンポイントアドバイス
例えば真冬や真夏の休憩時間を車内で過ごすときにアイドリングストップを実施することは難しいものです。
エンジンを止めて車内で過ごすことが厳しい季節などは、運行経路にもよりますが、極力トラックステーションに駐車するなどして車外で過ごすようドライバーに指導すると良いでしょう。
審査での確認ポイント
アイドリングストップを行う具体的な実施項目を定めているか確認されます。
審査で確認する書類の例
アイドリングストップの具体的な実施項目を定めていることがわかる下記のいずれかの書類が保存されているか確認されます。
- 指導・教育資料
- 社内通達文書
- 社内報または営業所や点呼場への掲示物
- 指導教育記録簿
まとめ
アイドリングストップは自動車の排出ガス抑制には一定の効果があるためグリーン経営認証の認証条件となっています。
アイドリングストップの実施によってバッテリーの消耗が早くなるなどのデメリットもありますが、環境経営という観点から考えてアイドリングストップを行うようにしましょう。
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