車両の状態に基づく適切な点検・整備②|認証基準と取り組みのポイント

認証基準

目視によりディーゼル車の黒煙が増加してきたと判断されたときは点検・整備を実施していることが認証基準となります。

 

取り組みのポイント

  1. 環境に影響を与える現象のうちのディーゼル車の黒煙が増加しているかどうかについて、「いつ、だれがどのようにチェックするか」「どうなっていたら異常な状態と判断するか」の点検・整備基準を決めて実施します。
  2. 定めた基準にもとづいてディーゼル車の黒煙をチェックをし、その結果を車両自主管理表や日常点検表、運転日報などで記録・保管します。
  3. ディーゼル車の黒煙が増加してきたと判断されたときは整備工場で点検・整備を受けて、その記録を保管します。

 

審査での確認ポイント

  1. ディーゼル車の黒煙の点検基準を定めているか確認されます。
  2. 規準どおりに点検を実施しているかを直近過去2回分の記録で確認します。
  3. 黒煙が増加してきたと判断されたときに整備工場で点検・整備を受けているか確認されます。

 

審査で確認する書類の例

ディーゼル車の黒煙のチェック方法についてドライバーに知らしめており、点検・整備が実施されていることが確認できる下記書類のいずれか。

  1. ディーゼル車の黒煙が増加しているかどうかを確認する方法や、その判断基準を定めた書類
  2. 確認結果の記録
  3. 異常があった場合の点検・整備の記録

 

 

まとめ

道路を走行していると、ものすごい勢いで黒煙を出しながら走っていくトラックをたまにみかけます。

そのような車両は環境だけでなく人の健康に対しても悪影響を与えています。ひと昔前に比べてトラックの性能が上がり、黒煙をはく車両は少なくなったとはいえ無頓着な運送会社やドライバーがいることは否めません。

 

1台のトラックの悪い行いが全体の行いとしてとらえられてしまうと考えて、ディーゼル車の黒煙には注意し、少しでも黒煙が増えたと感じたら点検・整備に出すようにしましょう。

 

 

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